能登半島地震の被災地支援に、新聞社での学生記者活動。新たな挑戦を重ねて「自分の軸」を築く
文学部史学科4年次 宇野 美咲さん
2026/01/22
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
埼玉県新座市で育ち、幼少期から立教大学を身近に感じてきた宇野美咲さん。「地元で立教生を見かけたり、新座キャンパスの学園祭に遊びに行ったりする中で、自然と意識する存在になりました」と話す。
文学部史学科に進学し、大学生活を送ってきた宇野さんの転機となったのが、「立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震)※1」への参加だ。
「3年次に将来について本格的に考えるようになり、まずは世界を広げてみようと、学生ボランティアへの挑戦を決意したのです」
2024年8月に石川県七尾市の和倉温泉地区を訪れ、被災した寺の敷地整備や、旅館の備品運び出し作業に取り組んだ。
※1 立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震):立教大学ボランティアセンター主催で、2024年1月の能登半島地震をきっかけに発足。石川県七尾市内?和倉温泉周辺を拠点として、2024年7月から2025年8月までに計4回の現地活動を実施。
「3年次に将来について本格的に考えるようになり、まずは世界を広げてみようと、学生ボランティアへの挑戦を決意したのです」
2024年8月に石川県七尾市の和倉温泉地区を訪れ、被災した寺の敷地整備や、旅館の備品運び出し作業に取り組んだ。
※1 立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震):立教大学ボランティアセンター主催で、2024年1月の能登半島地震をきっかけに発足。石川県七尾市内?和倉温泉周辺を拠点として、2024年7月から2025年8月までに計4回の現地活動を実施。
授業で登壇し、被災地支援プロジェクトで作成した指針「VISION」を発表。立教チームの学生ボランティアが目指すものとして以降の活動に受け継がれている
「日本屈指のおもてなしの地で、観光気分にならないように気を付けていたのですが、現地の方が食事などを用意してくださる場面が多く、自分の思い描く『汗水流すボランティア像』とかけ離れていると感じました。被災地支援になっているのかという疑問から生まれたのが『VISION』です。これは立教チームとして復興支援にどう関わるべきかをまとめた指針で、夜遅くまで仲間と議論を重ねて完成させました」
ボランティア活動に加えて、3年次から始めたのが「キャンパる※2」での学生記者活動だ。「企画から取材?執筆まで、自分たちで行います。編集長の厳しいチェックを経て、記事が掲載された時の喜びは格別です」と話す。取材では大学の授業で学んだインタビュー調査の手法を活用している。
「日本被団協の田中熙巳 さん※3を取材した際は、地図を広げて整理しながら被爆体験を伺いました。既出記事にはないエピソードを掘り下げ、『こんなに話したのは初めて』と言っていただけてうれしかったです」
卒業後は、新聞社で写真記者として働く予定の宇野さん。
「ボランティア活動やキャンパるでの経験を通して、人生のテーマが見つかりました。『世界を自分の足で歩き、自分の目で見る』『一生学び続ける』という2つの軸を胸に、新たな挑戦を続けます」
※2 キャンパる:毎日新聞主催で、学生が自ら企画や取材?執筆、写真撮影を担当して紙面づくりを行い、記事は毎日新聞の第2?第4木曜日の東京版朝刊、ニュースサイト「mainichi.jp」に掲載される。
※3 田中熙巳さん:日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員。被爆体験者として、核廃絶に向けた証言活動に尽力している。新座市在住。
ボランティア活動に加えて、3年次から始めたのが「キャンパる※2」での学生記者活動だ。「企画から取材?執筆まで、自分たちで行います。編集長の厳しいチェックを経て、記事が掲載された時の喜びは格別です」と話す。取材では大学の授業で学んだインタビュー調査の手法を活用している。
「日本被団協の田中
卒業後は、新聞社で写真記者として働く予定の宇野さん。
「ボランティア活動やキャンパるでの経験を通して、人生のテーマが見つかりました。『世界を自分の足で歩き、自分の目で見る』『一生学び続ける』という2つの軸を胸に、新たな挑戦を続けます」
※2 キャンパる:毎日新聞主催で、学生が自ら企画や取材?執筆、写真撮影を担当して紙面づくりを行い、記事は毎日新聞の第2?第4木曜日の東京版朝刊、ニュースサイト「mainichi.jp」に掲載される。
※3 田中熙巳さん:日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員。被爆体験者として、核廃絶に向けた証言活動に尽力している。新座市在住。
能登半島地震で被災した信行寺にて、草刈りのボランティア活動に取り組む様子
「キャンパる」で、卒業生の吉田はるみ衆議院議員を取材した際の1コマ。記事は2024年12月12日の毎日新聞に掲載された
※本記事は季刊「立教」274号(2025年11月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
CATEGORY
このカテゴリの他の記事を見る
立教生のキャンパスライフ
2025/11/20
公開シンポジウム「地域社会とスポーツビジネス~スポーツが生み...
スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次 西宮 想心さん