公開講演会「文学研究に言語学的?文体論的アプローチを再導入する—フランス十九世紀文学の場合」(L' approche linguistique et stylistique en littérature : quels enjeux? Le cas de la littérature fran?aise du XIXème siècle)
INFORMATION
二十世紀後半のフランス語圏の文学研究において流行した言語学的?文体論的アプローチについて、「理論の時代」が過ぎ去った現在の視点からあらためて検討し、その有効性について問い直す。フロランス?ペレグリーニ氏は現在のフランスにおけるこの分野の代表者の一人であり、今回の講演ではフローベールやゾラなど十九世紀後半の写実主義、自然主義の小説家の作品を対象に、言語学的?文体論的アプローチがテクストの細部の読解にとどまらない射程を備えており、より広く文学の歴史性?政治性を解明するためにも必要不可欠であることを示す。
講師
ボルドー?モンテーニュ大学准教授
Florence Pellegrini(フロランス?ペレグリーニ) 氏
パリ第八大学文学博士。現在、フランス国立科学研究センター(CNRS)現代テクスト草稿研究所(ITEM)のフローベール班の責任者。主著に『Zola - La Fortune des Rougon d' ?mile Zola(ゾラの「ルーゴン家の繁栄」)』(アトランド社、2015)、『L' ?ducation sentimentale de Flaubert(フローベールの「感情教育」)』(アトランド社、2017)など。上記ITEMの『Revue critique et génétique(批評と生成論誌)』など複数の学術誌の編集責任者を務めている。
司会
本学文学部文学科フランス文学専修教授
菅谷 憲興
通訳
日本学術振興会特別研究員PD(本学文学研究科)、東京大学等非常勤講師
平澤 暢之 氏
専門はフローベールを中心とする十九世紀フランス文学研究。主著に『Flaubert : le libéralisme en littérature(フローベール——文学における自由主義)』(パリ第八大学博士論文、2021)、共著に『Dictionnaire Flaubert(フローベール事典)』(2018)ほか。日本フランス語フランス文学会の第33回学会奨励賞を受賞。
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対象者
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- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料